竹下洋子ドローイング2014 『音の絵ーひふーカケラ』
 竹下洋子ドローイング2014 『音の絵ーひふーカケラ』
2014. 11. 1(土) - 11. 15(土) 
11:00 - 18:00 水曜 休廊 (11/1は16:00から) *作家在廊 11/1, 2
 11/1(土)16:00よりオープニングパーティーを致します。ご参加ください。

27歳で絵筆を休めてから15年経つ頃、突然のきっかけは起こった。
2008年、若手ピアニストのマーティン.ヘルムヘンのピアノリサイタルを聴いた時、私の中に流れ込んでくる生の音(旋律)が、瞬時につぎつぎと絵画構成要素の、点、線、色彩へと自動変換されていく。その透明感に満ちた美しく活き活きとした音は、画家の内部装置(フィルター)を通り、表現行為の先端の手先へとどんどん向かおうとする。もちろん、そこには、絵筆も紙も用意してないのに。まるで私のカラダが楽器のように、自身が演奏者のように、心地よく、オートマテックに、音を絵画として奏でていた。
その鮮烈な感覚をずっと大事にあたためてきました。
2014年、あふれでる泉のように、20年ぶりの絵筆を持ち、描き始めました。
絵描きとして再始動する竹下洋子の制作テーマは、音楽のドローイングです

2014年 秋 竹下洋子

* YOKO のニットも併せて、展示いたします。

11/1(土) 16:00より作家を囲んでのささやかなパーティーも準備しておりますので、お楽しみ下さい。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。