櫻井共和展

櫻井共和展

美術作家・櫻井共和(東京都在住)の長崎での2度目の個展。
2011年に発表した「Black Tulip(ブラック・チューリップ)」を具象の到達として以後、次第に抽象へと美の世界を深め〝櫻井美術の本質〟を求めていった。
「既存の形、色彩、構図から抜けてみたい」衝動にかられ形から解放された彼は、ドローイングとペインティングの快さに操られるままに創造の深みを分け入り、今回「とても私的なこと・とても普遍的なこと」シリーズ100㎝×100㎝ 4点を含むに全14点を展示する。
100㎝×100㎝のwood panelに鮮やかな色彩が躍動、あるいは蠢く。静かに、また激しく。
スマートにまたワイルドに。赤、青、緑、そして紫、黒、淡紅色といった絵具(acrylic paintが照り輝き、生き物の如く絡み合う。大小の紐状の線たちが行き交うこの深い奥行きは何処?「永遠の幸福感を表現したい」と言う美術作家トモカズ・サクライ。本展は今夏に東京、秋には福岡へと移動する。まずは長崎の美術ファンに新作がどう伝わるか、鑑賞者に美の本質を問い掛ける。

阿部成人

<作家プロフィール>
1954年福岡県筑紫野市生まれ,アメリカ、フランスで美術を学び、2000年より東京を拠点に定期的に個展を開催。ノーベンバー・ア・ピットリー展(フランス)他個展多数。
作品集「Black Tulip」、画論「0°零度」、共著「えこ~る・ど・フクオカ」がある。


春の陽光のもと、水辺の画廊でご高覧いただければ幸いでございます。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

   Gallery EM  西村江美子