ギャラリーEMでは3月28日(土)より4月5日(日)迄、「松尾洋子展 – 春への禅譲」を開催いたします。
今展では2013年の開催以来2年ぶりの松尾洋子の新作油彩画をご紹介いたします。
冬から春へとしっかりとバトンタッチされた光をたっぷりふくませて、軽やかにリズミカルに描かれた、松尾洋子の世界は青や紅、象牙色、などの繻子地に金糸、銀糸などの糸でほどこされた刺繍のようにも見えます。
人情味溢れる作家自身の人柄が滲み出る作品は夢と楽しさがあって、親しみやすく、温かく、ちょっとユニークで、解りにくいとされる抽象画への扉を開いてくれるようです。
今展では新作、約25点の油彩画を展示いたします。
春の陽光のもと、水辺の画廊でお楽しみいただければ、幸いでございます。
皆様のご来場を心よりお待ち申しあげます。
長崎市生まれ、長崎大学教育学部美術科卒業。現在、福岡市に在住。
フィナール国際美術展/サロン・ド・メ招待出品(パリグランパレ美術館)、
福岡市立美術館や国内外で個展多数